木の家は、地球にやさしい。

現在、地球環境の破壊が、世界規模で問題となっています。

その中で、深刻と言われるのが、地球温暖化現象です。
要因の一つである、炭酸ガス排出量の増加が大きな問題になっています。

木は、炭酸ガスを吸収し、酸素を排出する光合成をするわけですが、
樹齢50〜60年でピークに達し、100年を超えると、
ほとんどこの作用が無くなると言われています。
この炭酸ガス、伐採した後も木の中に蓄えられたままなのです。

「木造住宅は、都市の森林」と言われています。
それは、100年の木を使って、住宅を建てることで、炭素を貯蔵している点から見れば、
森林と同じ役割をしているからです。
 

木造住宅を建てると大量の木材を使うので、森林を破壊してしまう、と思われがちですが、
上記のことを考慮すると
十分に成長した木(100年を超える木)を伐採し、新しい木を植え、森林を活性化することで、
炭酸ガスの吸収能力が高まるのです。

このように、木材を活用しながら、植林していくことで、
無限に使い続けることができるのです。

木材資源を積極的且つ、有効利用することで地球環境に役立つことができるのです。

 

炭酸ガス排出量の問題を、住宅建設の視点から見ると、木造住宅が、一番、地球にやさしい住宅です。

住宅を建設する場合、だいたい「木、鉄骨、コンクリート」の3種類に分けられます。

木はそのまま使用できますが、鉄やコンクリートは、素材を加工し、製品にしなくてはなりません。
その加工にたくさんのエネルギーが消費されます。

そのエネルギー量を炭素放出量に換算し、比較すると、1tの木材であれば、30kgの炭素しか放出しませんが、
鋼材ではその23倍、アルミニウムは290倍、コンクリートは1.6倍になります。

そして、これらの材料を使って、平均的な住宅を建築する場合の炭素放出量を比較すると、
コンクリートは木造の4.24倍鉄骨は木造の2.87倍もの炭素が放出されます。

このように比較すると、木造住宅が、いかに地球にやさしい材料かわかります。

木造と言えども、住宅を建築するには、相当のエネルギーが必要です。
そうなると、住宅寿命も炭素放出量と大きく関係してきます。

欧米などの住宅寿命は、100年前後ですが、日本は、25〜30年ほどしかありません。

日本は、使い捨て文化が根付いてしまい、住宅も例外ではなくなっていることが、分かります。

産直住宅の家は、きちんと手入れをすれば、100年は持ちます。
そうすると、炭素放出量が1/3〜1/4になるわけです。

いい木を使うと、コストはかかりますが、これからは、
目先の利益に囚われず、
先を見通した家作りをすることが、大事な時代になっています。

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