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炭酸ガス排出量の問題を、住宅建設の視点から見ると、木造住宅が、一番、地球にやさしい住宅です。
住宅を建設する場合、だいたい「木、鉄骨、コンクリート」の3種類に分けられます。
木はそのまま使用できますが、鉄やコンクリートは、素材を加工し、製品にしなくてはなりません。
その加工にたくさんのエネルギーが消費されます。
そのエネルギー量を炭素放出量に換算し、比較すると、1tの木材であれば、30kgの炭素しか放出しませんが、
鋼材ではその23倍、アルミニウムは290倍、コンクリートは1.6倍になります。
そして、これらの材料を使って、平均的な住宅を建築する場合の炭素放出量を比較すると、
コンクリートは木造の4.24倍、鉄骨は木造の2.87倍もの炭素が放出されます。
このように比較すると、木造住宅が、いかに地球にやさしい材料かわかります。
木造と言えども、住宅を建築するには、相当のエネルギーが必要です。
そうなると、住宅寿命も炭素放出量と大きく関係してきます。
欧米などの住宅寿命は、100年前後ですが、日本は、25〜30年ほどしかありません。
日本は、使い捨て文化が根付いてしまい、住宅も例外ではなくなっていることが、分かります。
産直住宅の家は、きちんと手入れをすれば、100年は持ちます。
そうすると、炭素放出量が1/3〜1/4になるわけです。
いい木を使うと、コストはかかりますが、これからは、
目先の利益に囚われず、
先を見通した家作りをすることが、大事な時代になっています。 |